今週の卓話要約


「ロータリー雑感」
第2610地区 第1分区B ガバナー補佐 高畠 菊丸 氏(金沢北RC 会員)

小林 清彦氏 創立45周年の記念式典まことにおめでとうございました。特別講演は素晴らしい企画であったと思います。金沢で3番目に設立された当クラブで私の最後の訪問が出来ることは光栄であります。地区大会もあったばかりで特に話すこともありませんが、お役目ですのでしばらくお付き合い願います。
  私は45年前の昭和39年に、前ガバナー補佐の井上さんの金沢機工に入社しお世話になりましたが、その私が井上さんの後にガバナー補佐を務めることに、何か因縁を感じます。井上さんの広めた「一本のロウソク」は能登会長の言葉だそうですが、中川ガバナーもこの言葉に感銘を受け、公式訪問などで紹介されておられます。
  能登会長の今期のテーマは、般若心経の教えから採られたそうですが、ロータリーの原点に思いを寄せた含蓄のある言葉だと思います。中川ガバナーもこの大不況のときこそ、ロータリーの原点に帰るべきだとして、背伸びをしない実直な活動を求めています。人頭分担金を15,000円に減額したほか経費節減としてIMを中止しました。また、韓国の3710地区との友好関係行事についても、3年間は中止にすることとしました。一方、世界社会奉仕事業としてのバヌアツ国の授産施設建設については、推進していくこととしています。
  次に職業奉仕ですが、「職業奉仕とは、継続的に利益を上げるための科学的な企業経営の方法である」とアーサー・フレデリック・シェルドンは述べていますが、これがロータリーの職業奉仕の理念として取り入れられています。ロータリーの綱領にうたわれている奉仕の理想がそのものであり、シェルドンはデンバー大会で、この奉仕哲学は自然の法則であり宇宙の節理にかなったものであると述べています。また、職業奉仕は、継続的に利益を上げるための人間関係の基本原則であり、リピーターを得るための科学的且つ道徳的経営方法であると述べていますが、何れも信頼信用が根底にあります。
  食品偽装や使い回しが問題になりましたが、これはもったいないという気持ちから出たものだと思います。このこと自体は良いのですが、そのためにうその表示などをしたということ、これが問題なのです。昔から、うそつきは泥棒の始まりといわれるように、本当かどうかということが大切なのです。この点、4つのテストは商取引の基準として定められたものですが、その最初に「真実かどうか」という素晴らしい言葉が挙げられているのです。尼崎西RCの田中パストガバナーはこれを「事実かどうか」と訳すべきではないかといっていますが、それもうなずける部分があります。
  我々は何のために仕事をするかという問いに対して、シェルドンは「職業は利益を売るための手段ではなく、社会に奉仕するために存在する。最も多く奉仕するもの、最も多く報われる。」と述べています。つまり、儲けは後からついてくるということだと思います。RI会長のテーマは「ロータリーの未来はあなたの手の中に」であります。今我々が何をするべきかで将来が決まってくると思います。明るい未来となることを祈念して、話を終わります。



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