今週の卓話要約


「スポーツ医学−その周辺」
井口外科医院 院長 井口英樹 氏

小林 清彦氏  本日は、県体協スポーツドクター協議会会長・テニス協会の会長でもある井口英樹先生にお話をお伺いいたしました。
  スポーツ医学には@基礎的分野A臨床的分野、健康の維持・増進、体力競技力の向上、病気やケガの治療・予防・リハビリテーションなどがあります。
体力は一年間に1%ずつ落ちるが、宇宙では一日に1%ずつ落ちます。若田さんは帰還後すぐ歩いていましたが、宇宙でかなりトレーニングをしていたのではとの事です。
  外科が関係をするのはスポーツ傷害でケガのこととスポーツ障害があります。障害において故障は原因発生時期不明、練習や競技を続けるうちに次第に体の不調を生じたものです。野球ひじ・水泳肩・テニスひじ・マラソンの疲労骨折などがあります。
  本日の本題は傷にたいして現場で最初にすべきことについてです。
  これをライズ処理といいますが、RICE Rはレスト休むこと。Iはアイシング、氷で冷やす。Cはコンプレッション、圧迫すること。Eはエレベーション、心臓より高く上げることです。特に今日はアイシングを覚えていって下さい。

アイシングの方法
1 ビニール袋にキューブアイスを多めに入れる
2 氷の入った袋を患部に直接当てる
3 氷袋の上から弾力包帯で軽く固定する
4 冷たい→痛い→無感覚になったら氷を取る
5 弾力包帯を巻く、心臓をよりちょっと高くする
6 1〜2時間したら再び氷袋を当てる
7 2〜6操作を寝るまで繰り返す
8 睡眠中は氷を当てないで包帯を巻いておく

注:保冷剤は凍傷になるので皮膚に直接当てないコールドスプレーは表面だけで深部には届かない湿布で冷やすことはない

 



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